2016年1月19日火曜日

小児の中耳炎・花粉症治療(院長)

こんにちは!院長の日比です。

先週の日曜日は、愛知県小児科医会の講演会で、

 小児の急性中耳炎

 小児の花粉症治療

について、それぞれ、第一線でご活躍の専門家のお話を聞いてきました。


中耳炎は、、

なりやすい子は何度でもなりますし、長引く子は長引きますし、生後数か月の小さなお子さんで重症で入院することもあるとのことでした。
いずれも最近、僕自身も感じていたことでしたので、興味深く聞け勉強になりました。

少し驚いたのは、インフルエンザのワクチンは流行期における中耳炎の発症を明らかに減少させるそうです。そういう視点でワクチンを考えたことはなかったので、なるほどーと思いました。今年のワクチンはもう無くなりましたが、来年からそういう説明も加えていこうと思います。


花粉症は、、

今年は暖冬なので、少し早くから花粉が飛ぶかもしれません。
今回の講師である藤田保健衛生大学の犬尾先生は、勤務医時代にアレルギーについて直接いろいろ教えていただきました。こうして大きな会場で犬尾先生の話を聞くのは初めてでした。遠い存在になったなーーと思ってみてました。。。

犬尾先生は、こども達のQOLを重視した治療を強調されました。
なぜなら、花粉の時期は受験シーズンだからです。花粉症は鼻汁だけでなく、睡眠障害を起こすことが問題とのことでした。

また、風邪などでよく処方される一部の鼻水止めの薬が、副作用として脳血流を低下させるものもあるとのことでした。受験生にとっては絶対ダメですよね!
幸い当院ではそれに該当するお薬は使用していませんが、いまだに普通の風邪薬と一緒によく処方されるものの中に、そんなものがあるのは驚きです。


今回のお話を聞いて、僕たち町医者は、病気を治すだけでなく、こども達ひとりひとりの生活に合わせて治療や予防をしていかなきゃいけないと改めて思いました。

それでは、急に寒くなり、インフルエンザの患者さんも少しづつ増えています。

皆さん、手洗い、うがいを徹底し、予防に努めましょう。

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